またゴミを出し忘れた。人の住む部屋から遠ざかる。

両足を壁に立て掛けて寝転ぶ。足に溜まった血が重力で落ちてくる。 これを毎日やっている。僕の足の指先はどす黒く薄く緑がかった不健康な色をしている。それが少しは人間らしい色になればいいなと願っている。

出来損ない

お前以外の人間はそんなことで苦しまない。 笑って生きている人たちを見るだけなのに、そう言われている気がする。 ただの自意識過剰なのはわかっているけど、わかったからと何かできるわけでもない。 この敏感さと付き合って生きて行く一生は喜劇か悲劇か。

僕が生まれていなかったら、この世は楽園になっていた。 そんな妄想が僕を救ってくれる。 実際には僕がいてもいなくても世界は回る。

本屋で目当ての本一冊だけを買いに行くと、レジに並ぶころには3冊は本を抱えている。 ついでにこれも、おっとこっちも面白そうじゃないか、あの先生の新刊出ていたのか。 一冊買ってしまうと歯止めが利かなくなる。 これからの本屋読本 作者:内沼 晋太郎 発…

部屋が汚い

掃除洗濯をしないと体調が悪くなることがわかりきっているくせに、サボってしまう。 ペットボトルやコンビニ弁当の容器が溜まっていく。こんなゴミだらけの部屋に住んでいるから心も体も腐った人間になってしまうんだ。いや、腐った人間だから部屋も汚くなる…

いつもよりお高いお肉に手を伸ばせない

今週のお題「いい肉」 どうしても値段のことを考えてしまう。値段が高ければ高いほどいい肉だ。 そんな高級肉売り場を通り過ぎ、100g 98円の豚コマを買い物かごに放り込む。 どうせ味なんてわからない。カレーで煮込んでしまえば何でも同じ味になってしまう…