2020-01-01から1年間の記事一覧

またゴミを出し忘れた。人の住む部屋から遠ざかる。

両足を壁に立て掛けて寝転ぶ。足に溜まった血が重力で落ちてくる。 これを毎日やっている。僕の足の指先はどす黒く薄く緑がかった不健康な色をしている。それが少しは人間らしい色になればいいなと願っている。

出来損ない

お前以外の人間はそんなことで苦しまない。 笑って生きている人たちを見るだけなのに、そう言われている気がする。 ただの自意識過剰なのはわかっているけど、わかったからと何かできるわけでもない。 この敏感さと付き合って生きて行く一生は喜劇か悲劇か。

僕が生まれていなかったら、この世は楽園になっていた。 そんな妄想が僕を救ってくれる。 実際には僕がいてもいなくても世界は回る。

本屋で目当ての本一冊だけを買いに行くと、レジに並ぶころには3冊は本を抱えている。 ついでにこれも、おっとこっちも面白そうじゃないか、あの先生の新刊出ていたのか。 一冊買ってしまうと歯止めが利かなくなる。 これからの本屋読本 作者:内沼 晋太郎 発…